櫻桃庵はわが弊屋のことです。小さな庭に植えた苗木がいつの間にか大きくなりました。俳句や本や映画や友達のことなんかをぽつぽつ書く日記です。 2007年から2010年までmixiに引っ越していたため更新できておりませんでしたが、此方も少しずつ書いていきます。

2007年2月10日土曜日

櫻桃庵

櫻桃庵という名の由来は、ただ私の家の庭にサクランボの樹が一本生えているというだけのことなのです。中古の家を買って前の住人の植えたものは無くなっていたので、小さな苗木を植えたのですが、なかなかに成長の早いもので、とっくに私の背を越し、いっちょまえの樹になっています。昨年は少しですが実を結び、家族で味わうことができました。
都心から離れた川越という街の、駅からも遠い我が家ですが、なぜか此処が終の棲家になるような気がします。此処で生き、毎日櫻桃を眺め、老い、死んで行くのだろうなと思います。

寒卵

寒は明けて暦の上ではもう春です。今日も暖かな三連休の始まりになったようですね。

寒卵という季語は文字通り寒に生まれる卵です。寒に生む卵は黄身が厚くて冬に精をつける食べ物として珍重されていたようです。

宮崎県を中心に鳥インフルエンザが取りざたされ何万羽も処分されている鳥たちは折角生まれてきた甲斐もありません。早く安心して食べられる卵を生んでほしいものです。

まだ暗きまだ温かき寒卵

志ん八です

志ん八と申す迷えるオヤジです。名前は俳号というやつで、俳句用のペンネームです。尊敬する古今亭志ん生師匠と江戸家猫八師匠から頂きました。あまり俳号らしくないといわれますが本人は気に入っています。噺家でもやはり古今亭にいて、一回無くなっていたのですが最近二つ目の名で復活したようで少し気が引けています。46歳で俳句を始め文芸少年だった自分を30年ぶりに思い出しました。流派は自己流、師匠無し。俳句だけでなく落語、JAZZ、美味しいものなどの話をしていきたいとおもいます。