
私にいろいろ映画ネタを仕込んでくれるSさんが、疲れたときによいと薦めてくれたものです。
プロデューサーが以前に観た『マルコヴィッチの穴』の監督をしていたスパイク・ジョーンズで脚本も同じチャーリー・カウフマンです。毛深い女と里親にマナー重視で育てられ、「二十日鼠にテーブルマナーを教える研究」をしている博士と父親に類人猿として育てられた男・・・・登場人物の取り合わせだけで俳句的です。よく分らないストーリーで文明にたいする風刺とブラックな性表現が泣かせます。(泣いてません!)
Sさんが疲れたときに観ればという意味は、あんまり寓意を考えずにばかばかしく見なさいということでしょうから深追いはしないことにします。
前述のマルコビッチの穴は賛否両論の映画ですが、私は大好きな「無意味映画」です。興味のある方は合わせてご覧になるとよいのでは。
前述のマルコビッチの穴は賛否両論の映画ですが、私は大好きな「無意味映画」です。興味のある方は合わせてご覧になるとよいのでは。
ふらここや類人猿も揺らしたる *ふらここ→ブランコ