櫻桃庵はわが弊屋のことです。小さな庭に植えた苗木がいつの間にか大きくなりました。俳句や本や映画や友達のことなんかをぽつぽつ書く日記です。 2007年から2010年までmixiに引っ越していたため更新できておりませんでしたが、此方も少しずつ書いていきます。

2007年2月11日日曜日

俳句をはじめる

そもそもあまり俳句なぞというものに興味はありませんでした。古文の授業で申し訳程度にやったきりで、奥の細道もどこが良いのかさっぱり。(それは今でも変わっていませんが・・・。)
だいいちイメージからしてダサい。なんだか円筒形の帽子をかぶったお爺さんが、「むむ!一句浮かんだ」なんていいながら長細い紙にさーらさーらと筆で書き付けるイメージで、どうみても「いい若し衆がやるものではない。」とかなり類型的でかつゆがんだ見方をしていました。
そんな私が2005年の12月頃に、行きつけの喫茶店RagTimeで一冊の句集を手に取りました。そこでよくライブをしているヴォーカリストの旦那さんが自費出版したものだったのですが、「プラネタリウムの夜」というその本は、絵と俳句が1ページにセットになっていてポップな感じでひきつけられました。こういうものなら自分も作ってみたい。まぜかすぐにそう思ってしまいました。
さっそくその句集を手に入れ、さらにかなりシンプルな入門書を購入、そのはじめに書いてあった必須アイテムである「歳時記」を手に入れます。これで俳句人口が一人増えたわけです。

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