
お釈迦様の生誕を祝う行事です。仏様が生まれたから仏生会、仏様に甘茶をかけるから灌ぐ(そそぐ)と書いて潅仏会、一般的に知られている「花祭」という呼び方は浄土宗が称したものが庶民に分かりやすかったから広まったようです。お寺の境内に小さく花で飾った花御堂をしつらえ、そこで小さな釈迦像に甘茶を灌ぎます。
今年は通りがかった日暮里の本行寺でポットに入った甘茶を頂戴しました。とても甘く春の幸せを感じました。

この本行寺は太田道灌の物見塚があったところだそうで一茶の句碑が立っていました。
ここの昔の住職の一瓢は一茶のお友達だったそうです。
枝垂桜はもう終わりですが、花梨の花が仏様が入っているようなつぼみを開いて咲いていました。
陽炎や道灌殿の物見塚 一茶
甘茶から苦しいほどの香りかな 志ん八
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