ラグタイムの常連の一人にとてもコダワリの人物がいます。私は「青年」と呼んでいます。その青年が先日とても珍しいものを持ってきました。なんと100g7000円もする「幻の珈琲豆」です。
まあ飲んでみようとマスターと3人で試飲すると独特の臭気が・・・・。後味に甘味がありおいしいのですがふつうの珈琲とは何か違います。
種明かしされた事実とは・・・・・・ 実はうんこだったのです。
野生の麝香猫は本当に上質の珈琲豆を見つける名人で、それを食べます。すると消化するのは外皮だけで、残りは糞として排泄されます。それを集めてきてきれいに洗ってできあがったとのこと。
猫のおなかの中にいる間にいい塩梅に「熟成」するらしいのですが、それは一般的にはうんこになりかかっているというのでは・・・
中華料理にも蝙蝠に蚊を食べさせてその糞から目玉だけを集めるという超高級食材がありますが、同じ発想のようです。
というわけで大変珍味でした。「青年」ごちそうさま!
珈琲の湯気の形や猫の恋
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