
先日行った生田民家園の周りの緑地には山藤が裾野を薄紫に染めていました。 よく藤棚にあるのは観賞用です。蔓は必ず右巻きらしく、皆賢いわけです。
風にふわりと揺られる形や、薄紫のみやびな色合いが優しく、晩春、初夏の清々とした空気の中で愛でられます。白藤も奇麗らしいのですが残念ながら私は見たことがありません。季語としては春に分類されています。
腐すとも落つるともなく夜の藤
佇みて藤の色香を浴びてをり
藤の下抱かれる為に通りけり
藤棚の汀に舟を進めけり
櫻桃庵はわが弊屋のことです。小さな庭に植えた苗木がいつの間にか大きくなりました。俳句や本や映画や友達のことなんかをぽつぽつ書く日記です。 2007年から2010年までmixiに引っ越していたため更新できておりませんでしたが、此方も少しずつ書いていきます。
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