
『1968年6月5日、ロバート・F・ケネディ暗殺。事件16時間前、LAアンバサダー・ホテルには様々な想いの22人の人間たちがいた。世界の運命が変わるとき、彼らは何を見たのか。』これが宣伝用コピーでした、麻薬、人種問題、ベトナム戦争、雇用問題なんかをテンコ盛りにし、当時の世相と人間模様を描いています。
ロバート・F・ケネディという人はアメリカ国民にとって星のような存在だったのでしょうか?彼が大統領になっていたら世界は変わっていたのでしょうか?日本人のさらにノンポリでやや遅れている世代の私にはあまり共感が持てる映画ではありませんでした。
出口のない問題を抱えていた国にとってのカタルシスとして期待されていて、むしろ死んじゃったから映画になるんだろうなあという意地悪な観かたをしてしまいました。
ケネディ家の協力もかなりあった映画らしいですが、そろそろまた大統領候補が・・・・・
確かにキャスティングは一杯集めたなあとおもいます。その点は「有頂天ホテル」を凌駕しています。
アンソニーホプキンスがコンシェルジェ役ですが、「日の名残り」の執事が転職したかのようにシブかったです。
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