櫻桃庵はわが弊屋のことです。小さな庭に植えた苗木がいつの間にか大きくなりました。俳句や本や映画や友達のことなんかをぽつぽつ書く日記です。 2007年から2010年までmixiに引っ越していたため更新できておりませんでしたが、此方も少しずつ書いていきます。

2007年3月23日金曜日

カフェラグタイムライブ (章まりこ)

22日ラグタイムは、ヴォーカルの章まりこさんライブでした。アジアの深い神秘性を湛えた美しさと歌声はいつも私を魅了します。ピアノの成田さとしさんの伴奏もユニークで歌声との絡みもさることながらソロ部分での主張も強く「聴かせて」くれます。
昨夜は章さんが始めて作った俳句を披露してくれました。

冬枯れや欅の梢月を射る まりこ

いいじゃあありませんか、とても初めてとは思えません。こうやってまた俳句人口は増殖していきます。

常連のT社長が負けずに、”Dhindi (ジンジ)”を歌っている章さんに向かって「人事はつらいな」と駄洒落を発していたのには、もう7回くらい聞いたことのあるギャグなので一同無視しました。

<章まりこHP>
http://web.mac.com/hawk_eye/iWeb/mariko_sho_on_web/Mariko%20Sho%20on%20Web,Ja.html

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

大変面映い感じですが、よく書いて頂いて恐縮です。 
 
んでもって、調子に乗って1と月ほど前に出てきた2作目を、書いちゃうもんね〜。


かわせみの滑る瀬見下ろす丘笑う  

                 増殖子 まりこ

志夏生 さんのコメント...

まりこさんたら、またやりましたね!
かわせみはこれから奇麗ですね。

翡翠が直接すっころんでいるとするのか?
はたまたすべるように飛んでいるととるかは読者に任せたってよいのですが丘笑うですから前者でしょう。「山笑ふ」という季語は春の初めの感じですから、季重なりになっちまいますが、これは擬人化ということでよいと思います。

この調子で沢山作ってその中でよさそうなのをまた書き込んでみてください。
多作多捨がよいと何かの本にかいてありました。なぜ良いかは技術の向上よりも、いっぱい作ったほうが楽しいし、季節や詩に接することが日常になるからでしょう。

お楽しみください